PRESENTATION 関口優樹

「障がいだってその人らしさ」

「障がいや病気を持っていても、いかに幸せに生きれるかを見つけていきたい」


そう話すのは、ウィル訪問看護ステーションに勤務する訪問看護師の関口優樹さん

新卒から訪問看護師になる人は多くないと自ら語る。

関口さんを訪問看護師への道に向けたのは、学生時代に行った地域活動であったり、社会的マイノリティの方の可能性に焦点を当て、ひとりひとりがその人らしく幸せに生きる姿を追うメディア「soar」でのインターンが大きく影響したのだと言う。


訪問看護師として日々の仕事を行う傍ら、関口さんは地域での活動も積極的に行っている。

江戸川区・葛飾区で行っている「定食屋きまぐれ」だ。

「注文をまちがえる料理店」にインスパイアされたこの取り組みは、認知症の方にウェイトレスという役割を担ってもらうことで、地域にも本人にも笑顔を増やしている。

次回は10月に開催予定とのことで、地域の人にも「その人らしさ」の実現を広げていっている。




障がいがあるから。

認知症だから。

社会がつくってしまうそういった偏見は、当事者たちの可能性を簡単に閉ざしてしまいます。そういった社会の中で、関口さんのお話しや活動は、地域の人たちにとっても、また、そういうった活動をしたいと思う人にとっても、ひとつの指標になるのではないでしょうか。

ひとりひとりの活動を広げていきたいと思う、関口さんのお話しでした。



7/26 第1回ツナガルイベントより 第2部 ミニプレゼンテーションより